弊社製品の修理・点検方法をご説明いたします。
- 修理対応
- 定期点検
修理対応Repair
お客様ご自身で行える交換作業
訪問修理
以下のようなトラブルがございましたら、訪問修理をさせていただきます。
営業所一覧ページより担当支店をご確認のうえ、お電話ください。
□電球・ヒューズは切れていないが、点灯しない
訪問修理をさせていただきますので、モデル番号を確認後お電話ください。
□バランス不良
お客様ご自身で調整いただくことも可能です。調整方法を解説した動画がございますのでご確認ください。
分からない場合は訪問修理をさせていただきますので、モデル番号を確認後お電話ください。
□その他(フォーカス不良、暗い等)
訪問修理をさせていただきますので、お電話ください。
定期点検Maintenance
お客様ご自身で行えるメンテナンス
以下はお客様ご自身で行っていただけるメンテナンスです。
年に一度はチェックシートに沿って定期点検を行っていただくと、安全にご使用いただけます。
□機器外装面の清拭・除菌
- 【推奨する薬剤】
-
- 除菌洗浄剤:ハイプロックス 加速化過酸化水素 0.5%
※日本手術医学会 手術医療の実践ガイドライン推奨
※その他の薬剤に関しては弊社迄お問い合わせ下さい。
□お客様用点検シート
SKYLUX手術用照明灯チェックシートをダウンロードしてご使用ください。
□滅菌ハンドルの洗浄滅菌方法
- 洗浄剤は中性タイプを使用してください。
- 洗浄後、十分な水量と時間をかけて洗浄剤をすすぎ落とし、しっかりと乾燥してください。
- 滅菌はオートクレーブで行い、134℃を超えない温度にしてください。
- 各温度の滅菌時間例: 121℃ → 20 分 134℃ → 7 分
- オートクレーブ滅菌回数「300 回以下」で滅菌ハンドルを交換してください。
※注)BR01H仕様滅菌ハンドルはオートクレーブ滅菌回数「150回以下」で滅菌ハンドルを交換して下さい。
- 【警 告】
- ひび割れ等劣化した滅菌ハンドルは、手術中に落下または破損するおそれがあります。使用前に点検し、交換してください。
保守点検
□医療機器の保守点検は医療法および薬事法により定められています。
医療機器の保守点検に関する計画の策定と適切な保守点検の実施が必要です。
厚生労働省令で「特定保守管理医療機器」が規定されており、手術用照明灯はクラスIに該当します。
□医療機器の保守点検を業務委託することが可能です。
当社にて代行保守による充実したアフターサポートを行っております。
□手術用照明灯 整備点検内容
- 1大回転部
- 流れ、異音、点滅などはないか
- 2小回転部
- 流れ、異音、点滅などはないか
- 3エレベートバランス
- 任意の位置で固定出来るか
- 4灯体上下バランス
- 任意の位置で固定出来るか
- 5灯体左右バランス
- 任意の位置で固定出来るか
- 6灯体前後バランス
- 任意の位置で固定出来るか
- 7焦点集光(パターン)
- 焦点がバラつかず集光出来るか
- 8焦点機構
- フォーカスに関する内部機構や動作の確認
- 9リフレクター
- くもり、剥離、ひび割れなどはないか
- 10フィルター&ディフューザー
- くもり、汚れ、ひび割れなどはないか
- 11パッキン
- 亀裂、変形、ひび割れなどはないか
- 12電球&ソケット
- 違う電球の使用や劣化はないか
- 13ヒューズホルダー
- 違うヒューズの使用や劣化はないか
- 14調光スイッチ
- 調光に関する電気回路、部品の劣化はないか
- 15ハンドル取付け部
- ハンドルマウントのガタ付きや、ハンドルの脱落はないか
- 16ツナギパイプ取付けビス
- 緩みや脱落はないか
- 17照度測定
- 最大照度の測定
- 18機器外装面の清拭・除菌
- S.K.Y.PRO (0.5%加速化過酸化水素のワイプ)による機器外装面の清拭・除菌