医療の光環境
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医療に適した光 「医療用LED」

LED 特有のデメリットを改善し、山田医療照明独自の「医療に適した光」をつくりだします。

LED のメリットとデメリット

メリット
デメリット

医療用LEDとは

超高演色LEDにより正確な視認性・識別性を実現

人体に近い色が含まれる特殊演色評価数(Ri)の赤色を示すR9値と、日本人の肌色を示すR15値の両方で高い数値を示す、超高演色な光になります。術野の血液・臓器・体組織の色の視認性・識別性を高め、精度の高いオペレーションをサポートします。

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ブルーライトリスクの少ない、目にやさしい光

非日常的な高照度下で術部を見続けるドクターの目を疲れさせる要因となるブルーライト。医療用LEDは、ブルーライトリスクを抑え、目に負担の少ない分光スペクトルを実現しています。

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術部が見やすく、手術の効率を高める、
“ぎらつき”の少ない光

独自の光学設計により、術部を照射した際の“ぎらつき”を抑制。手術中、術部を長時間にわたり見続けることとなる医師の目の疲れや不快感を大幅に低減します。

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医療に適した光環境 JIS 規格の準拠

手術室をはじめとした医療空間では、その現場に適した光環境の基準が設けられています。
その基準は日本工業規格(JIS Z 9110:2010)に定められており、以下の基準を満たした空間づくりが必要となっています。

照度(平均維持照度)

ある空間における維持すべき明るさのこと。
医療の空間においては部屋用途によって明るさ(平均維持照度)が異なり、それを維持することが求められています。

不快グレア(UGR)

不快グレア=まぶしさのこと。照明の角度、その空間自体の暗い所と明るい所の差によって、まぶしさを感じます。
医療空間も同じようにまぶしさを軽減することが求められています。

演色性(Ra)

太陽光で照らした色を100として、どれだけ色を再現できているか数値化したもの。
例えば、演色性が低い照明下で見た場合、物体がくすんだ色味に見え、演色性が高い照明下では正しい色で見えます。
演色評価数には「平均演色評価数」と「特殊演色評価数」の2 種類に分かれます。
医療空間では、一般空間より高い基準の演色性を求められます。

医療に適した光環境をつくる「光環境調査」

近年、LED 照明が急速に普及しています。 その中で長寿命・低消費電力がメリットとしてある一方、色の見え方やぎらつき、不快な眩しさが医療現場の問題点として挙がっています。
山田医療照明では「すべての医療空間に最適な光環境」をビジョンとして掲げ、単に明るく照らす照明ではなく、「光の質」「JIS 規格」「空間ごとのシーンや立場に応じた照明環境」を考慮し、医療空間に適した照明環境をご提案させていただきます。

※注:JIS 規格手術室の照明基準(JIS Z 9110:2010):平均維持照度1000lx、平均演色性評価Ra90 以上、不快グレア(UGR)19未満

照明環境調査の流れ

現状の光環境をどう感じているかについてお聞かせください。
現状調査し、現状を把握します。
問題点や課題を把握し、改善した照明環境をご提案します。
空間に最適な光環境を構築します。

事例

(1)改修・建替の医療施設様向け

【改善項目】
  1. 1. 作業性の向上(明るさ)
    JIS 規格の医療施設照度基準(手術室: 平均維持照度1000lux)に準拠することで、明るく作業しやすい照明空間に整えます。
  2. 2. 目への負担・不快感の減少(まぶしさ)
    目に不快感を生じさせる「まぶしさ」を抑えるために照明シミュレーションによるJIS 推奨値グレア(UGR)19 未満に準拠した照明環境を実現します。
  3. 3. 視認識別の向上(色の見え方)
    超高演色な照明器具で術部の視認識別と、色の見え方が分かりやすい医療に最適な照明環境作りについてご提案させて頂きます。

(2)新築の医療施設様向け

設計図面を3D にし、目に見えない光環境を可視化することで最適な照明環境をご提案いたします。